今日朝からは静岡のあざれあで、静岡県青少年育成会議の運営委員会。
議案は、新役員の選任、20年度の事業報告や収支決算の報告と21年度の基本方針と事業計画と収支予算。内容的には問題もなく、運営委員会では了承。
役員の方からの質問であったのが、本年度取り組んだ<静岡県のケータイルール>について。
「ルールはどの位守られているのか?」「 18歳未満の契約には、フィルターをかけるのが決まったのでは・・?」
質問の意図は充分にわかる。
でも問題は、ルールは親子間で結ぶもの。親子のコミュニケーション不足が問題であるという観点からできたルールでそれに拘束や提出義務はない。要は親のモラルを求めている。
「フィルター」をかけたから大丈夫・・・なんて考えている親では、子どもは守れない。そもそも毎日増え続けているサイトをすべてチェックする機構すらない。ホワイトかブラックかではない。
子どもがいかに自分の身を守るか、親がいかに子どもを守るか・・・・・・。
物事を、正しく判断できる力を身に着ける教育が、今は必要なんだと思う。
(そんな偉そうなことをいえるのは、「携帯電話の光と影」を学ぶ機会を与えていただいたからだと思う。)