小学校の卒業式で、校長先生が「ハチドリのひとしずく」
のお話をされました。
南アメリカの先住民に伝わるハチドリの物語
あるとき森が燃えていました
森の生きものたちは
われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は私にできることをしているの」
卒業生だけでなく、会場にいた多くの人の心に届くメッセージでした。