久しぶりの音楽鑑賞。
その昔クラリネットを吹いていた時代(藤枝中学時代)がとっても懐かしく、チケットを頂いたので母と大井川町のミュージコへ。
なんとな~く会場の雰囲気が想像していた雰囲気と違う。
何故だろうと自分なりに勝手に分析してみました。
クラシックのコンサート、ましてやオーケストラとなるとチケットの金額は非常に高い。
だけど今日のコンサートは、プロじゃないし、無料。
だから、近所のおばさまやおばあちゃまが普段着で気軽に聞きに来ている。農作業の後かと思われる出で立ちのおじいちゃまもチラホラ。
(高額なチケットの場合、みんな着飾っていくケースが多いのにくらべて)
音楽が身近に、普段使いで生活の一部にある感じがする、とってもいい雰囲気の中、コンサートはスタート。
確かに、演奏の中には、聞く側をドキッとさせるはずれた音を出す場合もある。でもそれもご愛敬。
以前知人が「完璧な演奏では、心地よくって居眠りしてしまうけど、間違った音を出されると、気になって眠れない」と言っていたのを思い出してしまいました。
奏者と会場が一体となった、心なごむコントートで暫し癒された時間を過ごさせていただきました。
ミュージコができて11年。会館とともに育ってきたものは、地元の吹奏楽団と気取らずに音楽に楽しむことのできる環境と人。藤枝にできる会館にも、地元に還元できる、情報発信基地となるようなものになって欲しいですね。